2024-02-21 半生(はんしょう) 書き物 #小説 まどろみの中で眼だけが開いている。 90度ずれた世界か天井。 駄目な時間は長方形に羅列された文字を見て過ぎる。 一瞬。長いはずの一瞬。中の明るさはすぐ外に負ける。 聞こえて来るのは新聞。目覚めの象徴は眠気のスイッチとなる。 手付かずの数々。片付かないの?頷く。 行ってらっしゃいの後はおやすみ。心情はどう? るんるん。